カードローン・キャッシングに関する用語集
ら行
利息制限法
昭和29年に高利の取り締まりを目的に制定された金利水準の上限を定めた民法。契約として有効な上限金利(100万円以上は年15%、10万円以上100万円未満は年18%、10万円未満は年20%)について定めているほか、みなし利息(弁済や契約締結の際の費用以外の名目を変えて徴収する金銭は利息とみなされること)、遅延損害金についてなどが定められています。
リボルビングカード
毎月一定の最低返済額を支払うリボルビング方式が可能なクレジットカード。米国VISAカード、マスターカード、大手百貨店が発行しているカードはもちろん、ほとんどのカードでリボルビング払いができます。
リボルビングシステム
カード会社が事前に定めた利用限度額の範囲内で何度でも自由に利用ができ、返済額はあらかじめ選択している毎月一定の最低支払金額(増額返済も可)というシステム。返済方法には「定額リボルビング」と「定率リボルビング」がありますが、日本では「定額リボルビング」が主流となっています。また利用にあたっては、加盟店でリボ払いと伝える方法、事前にカード会社に届け出る方法、リボ払い専用カードを発行してもらう方法などがあります。リボルビングシステムは、分割払いのように購入を繰り返すたびに毎月の返済額が増えることはなく、一定の決められた最低支払金額の返済となります。
リボルビング返済
毎月の返済額を事前に決めておき、その毎月の返済額と利用合計額により最終的な返済回数が決まっていく返済方法。リボ払いなどと呼ばれています。
リボルビングローン
クレジットカードやローンカードの利用限度枠をあらかじめ決めておき、その範囲内であれば何回でも自由に繰り返し利用ができ、返済は毎月決められた一定額や一定率で支払う方式。
利用限度額
クレジットカードやローンカードが利用できる範囲として、事前にカード会社が個別に設定している金額の上限。一般的に、新規会員や若年層の会員には低く設定されており、既存の会員には途上与信制度を用い、優良顧客には限度額を増額するなど変更しています。
ローン
貸付金、融資。ローンの種類としては、使途限定の住宅ローンや自動車ローンなどのほか使途自由なフリーローンなどがあります。一般的に、高額ローンは低めの金利が設定されており、無担保のカードローンなどは高めの金利が設定されています。
ローンカード
ATMやCDから現金を引き出すことで自動融資を受けることができるローン専用カードのこと。銀行、信販会社、消費者金融系専業会社などが発行しています。
ローン提携販売
購入者が、販売業者の提携先の金融機関から融資を受けて、それを購入の支払代金にあて、金融機関へは分割で返済する取引形態のこと。
ローン手数料
ローン契約を締結する時の契約手数料、保証料などのことですが、金利の意味で用いられることもあります。