教えて!FP
第12回 キャッシングでどれくらいお金を借りられるの?
簡単、スピーディーにお金を借りられるキャッシングですが、一体どれくらいお金を借りることができるのでしょうか?
2010年6月に賃金業法が改正され「総量規制」がスタートしてからは、原則年収の3分の1までしか借りられなくなっています。そもそも総量規制とは、読んで字のごとくお金が借りられる量を規制すること。返済能力を超える借入を防ぐ目的で導入されました。
例えば、年収100万円の場合には借りられる額の上限は33万円となります。2か所以上からお金を借りている場には、すべての借入額の合計額が年収の3分の1になるので注意が必要です。他の貸金業者で借りていることを申告しなければ大丈夫だろうと思う人もいるかもしれませんが、借入の申し込みを受けた貸金業者は指定信用情報機関に照会して借入を申し込んだ人が他の貸金業者でいくら借りているのか借入の残高を調べるので、隠し通すことはできません。
ちなみに、総量規制が導入される前に既に年収の3分の1を借りてしまっている場合はどうなるかというと、こちらについては新規の借入ができないだけで、刑事罰を受けたり、行政処分を受けたりすることはないのでご安心を。
また、借入の残高が年収の3分の1を超えている人でも不動産を購入するためや自動車を購入するために借入をする場合には、さらにお金を借りることができます。これらの借り入れに関してはもともと総量規制の対象外となっているので残高にはカウントされないのです。事業用資金も対象外となっています。この他にも急な入院で医療費が必要になった場合などはその部分について返済能力があると認められれば借りられることもあります。
第12回 キャッシングでどれくらいお金を借りられるの?
2010年6月に賃金業法が改正され「総量規制」がスタートしてからは、原則年収の3分の1までしか借りられなくなっています。そもそも総量規制とは、読んで字のごとくお金が借りられる量を規制すること。返済能力を超える借入を防ぐ目的で導入されました。
例えば、年収100万円の場合には借りられる額の上限は33万円となります。2か所以上からお金を借りている場には、すべての借入額の合計額が年収の3分の1になるので注意が必要です。他の貸金業者で借りていることを申告しなければ大丈夫だろうと思う人もいるかもしれませんが、借入の申し込みを受けた貸金業者は指定信用情報機関に照会して借入を申し込んだ人が他の貸金業者でいくら借りているのか借入の残高を調べるので、隠し通すことはできません。
ちなみに、総量規制が導入される前に既に年収の3分の1を借りてしまっている場合はどうなるかというと、こちらについては新規の借入ができないだけで、刑事罰を受けたり、行政処分を受けたりすることはないのでご安心を。
また、借入の残高が年収の3分の1を超えている人でも不動産を購入するためや自動車を購入するために借入をする場合には、さらにお金を借りることができます。これらの借り入れに関してはもともと総量規制の対象外となっているので残高にはカウントされないのです。事業用資金も対象外となっています。この他にも急な入院で医療費が必要になった場合などはその部分について返済能力があると認められれば借りられることもあります。
記事一覧
- 第1回 そもそもキャッシングとは?
- 第2回 チェックするポイントは?
- 第3回 住宅ローンを選ぶポイント
- 第4回 リボ払いに要注意!
- 第5回 金利の数字が意味するもの
- 第6回 キャッシングとカードローン
- 第7回 誰でも借りられる?
- 第8回 ネットキャッシングの手続き!
- 第9回 教育ローンは金利に注意?
- 第10回 パート.アルバイトでも?
- 第11回 金利を先取り
- 第12回 どれくらい借りられる?
- 第13回 有利に借りよう
- 第14回 自分の信用情報!
- 第15回 住宅ローンの金利動向!
- 第16回 住宅ローンは借りにくい?
- 第17回 総返済額を大幅カット!
- 第18回 離婚で住宅ローンは?
- 第19回 女性専用ローンって?