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第9回 民間の教育ローンは金利に注意を!

お給料が伸び悩む中、子どもがいる家庭では、教育費の捻出に頭を悩ませているところが少なくないようです。教育費がどうしても捻出できないという場合には、「教育ローン」の利用は選択肢のひとつといえます。実際、民間の銀行や信用金庫、信用組合、JAなどで教育ローンを借りている人は年々増加しています。

民間の教育ローンは、公的融資とは異なり、融資金額や返済期間や所得制限といった融資条件は個々の商品によってさまざまです。民間の教育ローンを借りる際に重点的にチェックしたいのが「固定金利なのか、変動金利なのか」ということと、「有担保型なのか、無担保型なのか」ということです。

住宅ローンを借りた経験のある人ならよくわかると思いますが、固定金利型の場合には将来の返済額が見通せるのに対し、変動金利の場合には金利情勢によって返済額が増減します。そのため、借りた時点では「このぐらいなら毎月無理なく返していける」と思っても数年後に返済額がぐんと増え、家計に大きなしわ寄せがきてしまうという場合もあります。

担保とは融資を受けるときに、万が一、返済が困難になった場合に備えて、あらかじめお金を貸してくれる人に提供しておくもののこと。つまり、有担保型のローンは安心してお金を貸せる分だけ金利が低くなり、無担保型のローンは金利が高くなります。

余談ですが、キャッシングやカードローンなどは無担保型ローンの典型例。だからマイホームという担保がある住宅ローンや車という担保がある自動車ローンなどに比べて格段に金利が高いというワケです。

教育ローンでいうところの担保とは、通常はマイホームやその土地を指します。つまり、有担保型の教育ローンは、そもそもマイホームを所有していないと組めないということになります。

いずれにしても民間の教育ローンは、奨学金や公的な教育ローンに比べて金利が高めです。 金融機関によっては、進学シーズンになると教育ローンの金利優遇キャンペーンを行う場合もあります。利用を検討しているのであれば、各金融機関のウェブサイトなどをこまめにチェックするようにしましょう。

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第9回 民間の教育ローンは金利に注意を!

お給料が伸び悩む中、子どもがいる家庭では、教育費の捻出に頭を悩ませているところが少なくないようです。教育費がどうしても捻出できないという場合には、「教育ローン」の利用は選択肢のひとつといえます。実際、民間の銀行や信用金庫、信用組合、JAなどで教育ローンを借りている人は年々増加しています。

民間の教育ローンは、公的融資とは異なり、融資金額や返済期間や所得制限といった融資条件は個々の商品によってさまざまです。民間の教育ローンを借りる際に重点的にチェックしたいのが「固定金利なのか、変動金利なのか」ということと、「有担保型なのか、無担保型なのか」ということです。

住宅ローンを借りた経験のある人ならよくわかると思いますが、固定金利型の場合には将来の返済額が見通せるのに対し、変動金利の場合には金利情勢によって返済額が増減します。そのため、借りた時点では「このぐらいなら毎月無理なく返していける」と思っても数年後に返済額がぐんと増え、家計に大きなしわ寄せがきてしまうという場合もあります。

担保とは融資を受けるときに、万が一、返済が困難になった場合に備えて、あらかじめお金を貸してくれる人に提供しておくもののこと。つまり、有担保型のローンは安心してお金を貸せる分だけ金利が低くなり、無担保型のローンは金利が高くなります。

余談ですが、キャッシングやカードローンなどは無担保型ローンの典型例。だからマイホームという担保がある住宅ローンや車という担保がある自動車ローンなどに比べて格段に金利が高いというワケです。

教育ローンでいうところの担保とは、通常はマイホームやその土地を指します。つまり、有担保型の教育ローンは、そもそもマイホームを所有していないと組めないということになります。

いずれにしても民間の教育ローンは、奨学金や公的な教育ローンに比べて金利が高めです。 金融機関によっては、進学シーズンになると教育ローンの金利優遇キャンペーンを行う場合もあります。利用を検討しているのであれば、各金融機関のウェブサイトなどをこまめにチェックするようにしましょう。

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