教えて!FP
第18回 もしもの離婚で住宅ローンはどうなる?
3組に1組が離婚するといわれる今の時代。住宅ローンの名義人や住宅に住む人、返済者などによって、もしもの離婚のときに抱える問題が違ってくることを知っておきましょう。
離婚の際には、夫婦がこれまでに築いてきた財産について、話しあいのもとに分けることになります。
離婚時に住宅を売却し、住宅ローンを完済してもお金が残れば、それを財産として分割できるのですが、問題は、住宅ローンが残ってしまう場合。残債をなくさないと、住宅を売却できません。さらに、名義を換えるための借り換えもできないのですからこれでは話しがすすみません。財産分割の協議に入る前に、住宅がいくらで売れそうなのかリサーチし、それを踏まえて話し合うことが必要です。
離婚後にどちらかがそのまま家に住む場合は、残る人が住宅ローンを引き継ぐのが自然です。
離婚後に妻が子どもと住んで、夫名義のローンを妻が引き継ぐなら、住宅ローンの借り換えが必要になります。その際には、登記変更など、忘れずに手続きをするようにしましょう。
とはいえ、妻の収入が低かったりそもそも専業主婦だったりしては、審査が通りません。この場合は、夫が払い続けるか、家を売るしかありません。
このようなケースでは実際、養育費代わりに、家を出た夫が住宅ローンを払い続ける家庭もあります。その場合は、妻が家賃を払ったり、財産を夫が多めに取ったりするなどの話し合いが必要です。
気をつけたいのが、妻が連帯保証人になっているケース。離婚後に夫が住宅ローンの支払いを怠れば、妻にも支払の義務が発生することになります。
第18回 もしもの離婚で住宅ローンはどうなる?
離婚の際には、夫婦がこれまでに築いてきた財産について、話しあいのもとに分けることになります。
離婚時に住宅を売却し、住宅ローンを完済してもお金が残れば、それを財産として分割できるのですが、問題は、住宅ローンが残ってしまう場合。残債をなくさないと、住宅を売却できません。さらに、名義を換えるための借り換えもできないのですからこれでは話しがすすみません。財産分割の協議に入る前に、住宅がいくらで売れそうなのかリサーチし、それを踏まえて話し合うことが必要です。
離婚後にどちらかがそのまま家に住む場合は、残る人が住宅ローンを引き継ぐのが自然です。
離婚後に妻が子どもと住んで、夫名義のローンを妻が引き継ぐなら、住宅ローンの借り換えが必要になります。その際には、登記変更など、忘れずに手続きをするようにしましょう。
とはいえ、妻の収入が低かったりそもそも専業主婦だったりしては、審査が通りません。この場合は、夫が払い続けるか、家を売るしかありません。
このようなケースでは実際、養育費代わりに、家を出た夫が住宅ローンを払い続ける家庭もあります。その場合は、妻が家賃を払ったり、財産を夫が多めに取ったりするなどの話し合いが必要です。
気をつけたいのが、妻が連帯保証人になっているケース。離婚後に夫が住宅ローンの支払いを怠れば、妻にも支払の義務が発生することになります。
記事一覧
- 第1回 そもそもキャッシングとは?
- 第2回 チェックするポイントは?
- 第3回 住宅ローンを選ぶポイント
- 第4回 リボ払いに要注意!
- 第5回 金利の数字が意味するもの
- 第6回 キャッシングとカードローン
- 第7回 誰でも借りられる?
- 第8回 ネットキャッシングの手続き!
- 第9回 教育ローンは金利に注意?
- 第10回 パート.アルバイトでも?
- 第11回 金利を先取り
- 第12回 どれくらい借りられる?
- 第13回 有利に借りよう
- 第14回 自分の信用情報!
- 第15回 住宅ローンの金利動向!
- 第16回 住宅ローンは借りにくい?
- 第17回 総返済額を大幅カット!
- 第18回 離婚で住宅ローンは?
- 第19回 女性専用ローンって?