教えて!FP
第16回 キャッシングをしていると住宅ローンは借りにくい!?
「住宅ローンを借りるときにキャッシングをしていると借りにくいのかしら……」と心配になる人が多いようですが、実際のところどうなのでしょうか?
そもそも住宅ローンを借りるときには、キャッシング同様審査があり、審査が通らないと住宅ローンを借りることはできません。住宅ローンの審査でチェックされる項目は、借りる人の年齢、住まいの状況、勤務先、役職、雇用形態、勤続年数、年収、預貯金など資産の状況、物件価格における頭金の割合、担保となる物件の資産価値など、多岐にわたります。
なかでも特に重要視されるのが「返済負担率」。返済負担率とは、収入に対する返済額の割合のことなのですが、これが規定を超えると審査には通りません。返済負担率を計算するときには、車のローンなど返済中の別のローンの返済額も合計した金額で判断されます。
つまり、キャッシングも含め他にローンがあれば、その分、住宅ローンの毎月返済額を少なめに設定しなければなりません。
キャッシングの場合、借り入れ限度額までは自由に借り入れができるので、住宅ローンの審査を申込中に返済しているローンがなくても、カードを持っているだけで限度額までの借り入れがあるとみなされることに。
住宅ローンを目いっぱい借りたいと思っているなら、キャッシングのカードはいったん解約しておいた方が無難でしょう。また、過去の延滞についても個人信用情報機関への照会があります。遅れることなくきちんと返済していれば問題ありませんが、延滞履歴がある人は審査が通らない可能性があるので、注意が必要です。
近いうちに住宅を購入する予定がある人は、むやみにキャッシングのカードを増やすことは控え、延滞のないようにしましょう。
第16回 キャッシングをしていると住宅ローンは借りにくい!?
そもそも住宅ローンを借りるときには、キャッシング同様審査があり、審査が通らないと住宅ローンを借りることはできません。住宅ローンの審査でチェックされる項目は、借りる人の年齢、住まいの状況、勤務先、役職、雇用形態、勤続年数、年収、預貯金など資産の状況、物件価格における頭金の割合、担保となる物件の資産価値など、多岐にわたります。
なかでも特に重要視されるのが「返済負担率」。返済負担率とは、収入に対する返済額の割合のことなのですが、これが規定を超えると審査には通りません。返済負担率を計算するときには、車のローンなど返済中の別のローンの返済額も合計した金額で判断されます。
つまり、キャッシングも含め他にローンがあれば、その分、住宅ローンの毎月返済額を少なめに設定しなければなりません。
キャッシングの場合、借り入れ限度額までは自由に借り入れができるので、住宅ローンの審査を申込中に返済しているローンがなくても、カードを持っているだけで限度額までの借り入れがあるとみなされることに。
住宅ローンを目いっぱい借りたいと思っているなら、キャッシングのカードはいったん解約しておいた方が無難でしょう。また、過去の延滞についても個人信用情報機関への照会があります。遅れることなくきちんと返済していれば問題ありませんが、延滞履歴がある人は審査が通らない可能性があるので、注意が必要です。
近いうちに住宅を購入する予定がある人は、むやみにキャッシングのカードを増やすことは控え、延滞のないようにしましょう。
記事一覧
- 第1回 そもそもキャッシングとは?
- 第2回 チェックするポイントは?
- 第3回 住宅ローンを選ぶポイント
- 第4回 リボ払いに要注意!
- 第5回 金利の数字が意味するもの
- 第6回 キャッシングとカードローン
- 第7回 誰でも借りられる?
- 第8回 ネットキャッシングの手続き!
- 第9回 教育ローンは金利に注意?
- 第10回 パート.アルバイトでも?
- 第11回 金利を先取り
- 第12回 どれくらい借りられる?
- 第13回 有利に借りよう
- 第14回 自分の信用情報!
- 第15回 住宅ローンの金利動向!
- 第16回 住宅ローンは借りにくい?
- 第17回 総返済額を大幅カット!
- 第18回 離婚で住宅ローンは?
- 第19回 女性専用ローンって?