キャッシングのツボ

第3回 上手に貯蓄するコツは?

TVコマーシャルの影響も大きいのでしょう。キャッシングサービスはずいぶん私たちの生活に身近な存在になってきたようです。利用方法によっては利息がつかないケースもあり、お金が足りなければ借りればいいという発想を持つ人も多いのではないでしょうか?ですが、キャッシングはあくまでも、イザというときの奥の手にとどめておきたいもの。できれば、借りずに済ませたいですね。そこで今回は、借りないための貯蓄法についてお話したいと思います。

そもそも不意にお金が入りようになっても、貯蓄があれば、キャッシングのお世話にならずに済むはずです。「そんなことは言われなくてもわかっているけど・・・。あ~あ、もう少し給料がたくさんもらえたら貯蓄できるのに」なんて声が聞こえてきそうですが、貯蓄ができる・できないは、実は収入の額にはあまり関係がないのです。

というのも、支出は収入ぎりぎりまで増える性質があるそうです。これを『パーキンソンの法則』というのですが、この法則に従えば、収入がいくらアップしてもそれに伴って支出も増えるので、お金は貯らないわけです。

そこで、有効なのが「先取り貯蓄」。先取り貯蓄とは、文字どおり、使う前に最初に貯蓄しましょうというものです。最初からなかったものと思えば、結構やりくりできるものですよ。貯蓄に回す割合は収入の10%~20%が目安になります。

先取り貯蓄には、給与天引きができる財形貯蓄制度を利用すると便利です。ただし、勤務先で財形の制度がなければ利用できないので、その場合は、給与振込口座のある銀行で自動積立をしてもよいでしょう。いずれにしろ、手元にお金が入る前に自動的に一定額が貯蓄に回るシステムを作ってしまうことをおすすめします。

「よし!新年からはそうしよう」と思ってくれたあなた。新年からと言わずに今月からスタートしませんか?何事も思い立ったら吉日ですよ。

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