キャッシングのツボ

第62回 キャッシングのティッシュ広告を読み解こう(3)

今回も、キャッシング会社から配られたポケットティッシュの広告を読み取っていきましょう。前回は契約に必要な「必要書類」、「定率リボルビング方式」、「返済期間・回数」について学びました。今回も重要なキーワードが満載ですよ!

◆ 遅延損害金(年率)/20.0%

遅延損害金とは、返済期日を守れなかったときのペナルティとして支払うもの。利息制限法では、利息に上限を設けていますが、遅延損害金にも「制限利息の1.46倍まで」と上限を設けています。このティッシュ広告のキャッシング会社では、貸付利率の上限を18.0%とし、遅延損害金を年率20.0%と設定。利息制限法を守っています。

◆ 担保・連帯保証人/不要

担保は、お金を借りるときに万が一返せなかったときの保証として貸主に差し出すもの。住宅ローンでは、土地や建物を担保として差し出します。連帯保証人は、万が一返済できなかったときに本人に代わって返済の義務を負う人をいいます。少額のキャッシングでは通常、担保や連帯保証人をたてることなくお金を借りることができます。

◆ 要審査

キャッシングを利用するときには、最初に審査を受けます。審査では、職業や住所、電話番番号、年収、勤務先、他の金融機関での借入状況、過去の返済状況などを審査します。審査状況によっては、借りられないこともあります。審査基準はキャッシング会社によって異なります。

キャッシング会社のティッシュ広告、だいぶ読み解けるようになってきたでしょうか?次号もおたのしみに!

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