キャッシングのツボ

第9回 無理のない返済計画ってどんな計画?

キャッシングのCMでよく目にする「無理のない返済計画を」のフレーズ。
果たして「無理のない返済計画」とは、どんな計画なのでしょうか?

あらためて考えてみれば、「無理のない」という言葉は、とても曖昧なニュアンスです。
毎月の返済額がいくらまでなら無理がないかの感覚は人によって違うはず。3万円の支払でもきつく感じる人もいれば、10万円までなら何とかなるという人もいることでしょう。

そうはいっても何か目安になる数字が欲しいというのなら、こんな数字を参考にしてみてはいかがでしょうか?
一般的に住宅ローンの返済額は、収入の25%までにとどめるのが無理なく返せる金額の目安と言われています。この割合をキャッシングに当てはめて考えると次のとおりです。

Aさんは、家賃や保険料などの固定費をのぞき、毎月自由に使えるお金が12万円あります。
とはいえ、ここから食費や交通費、携帯電話の使用料などは払わなければなりません。無理なくローンの返済に当てられるのは、12万円の25%、3万円までと考えるのが無難でしょう。
ただし、Aさんはキャッシングのほかに、車のローンの返済を毎月1万円抱えているので、その分は引いて考えます。つまり、差額の2万円が無理のない毎月返済額の上限となるのです。

キャッシングの毎月返済額は、借入れ金額に応じてその一定割合として計算されることが多いようです。たとえば、借入れ金額が40万円でその5%を返す契約になっている場合は、2万円が毎月返済額となります。

仮に、さきほどの例に挙げたAさんがこのような契約で借りているのなら、現時点では、無理のない金額のようですが、これ以上のキャッシングは危険と言えるでしょう。

毎月返済額の計算方法は、契約ごとに異なります。自分にとって無理のない返済金額はいくらかを把握するとともに、契約についても確かめる必要がありますね。これってまさにCMどおり。
「無理のない返済計画を」「契約内容をよくご確認のうえご契約ください」なのです!

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