キャッシングのツボ

第6回 家計簿を活用してお金を管理しよう!

新しい年が始まりますね。2007年を振り返って、お金ではずいぶん苦労したなあという人なら、気持ちも新たに今年こそ、お金に振り回されない1年にしたいもの。そこでおすすめなのが、家計簿をつけることです。

家計簿なんて主婦っぽくて抵抗があるというのなら、現金出納帳とでも言葉を置き換えてください。いずれにしろ、日頃のお金の出入りを記録して、自分のお金の現状を把握することは、お金の管理を上手にすることへの第1歩です。

そうはいっても、どうせ面倒で続かないじゃないのという声が聞こえてきそうですね。でも、ご安心を。簡単につけられる、とっておきの方法を今からご紹介します!

まず、お金を使ったら、必ずレシートをもらいます。レシートのないものは、何に使ったかとその金額をメモに残します。

サイフのなかにレシートやメモがたまってきたら、専用のクリアホルダーか箱を用意しておき、そこへポイっと移します。なにかと忙しい平日にすることはこれだけ。あとは、週末などにレシートの金額を、家計簿に転記します。市販の家計簿でなくても、エクセルなどの表計算ソフトを使えば、あとの集計にも便利ですね。

転記する際は、あまり細かく項目を分けなくても大丈夫。また、家計簿とサイフのなかのお金があっているかどうかもこの際、あまり気にしなくもよいのです。本来、家計簿はお金の使い方を振り返るためにつけるもの。残高を合わせるものではありません。

面倒くさがりの人も3ヶ月はがんばって続けてください。3か月分のデータが集まったら、毎月何にいくら使っているのかが見えてくるはず。収入から、家賃やスポーツクラブの会費、保険料など毎月必ず出て行く金額を差し引いた金額が、毎月自由に使えるお金です。

この金額を把握したうえで、食費にいくら、携帯電話代にいくら、洋服代にいくらというようにおおまかな予算を立てます。予算を意識して、お金を使うクセを身につけると、お金と上手に付き合えるようになりますよ。

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