キャッシングのツボ

第61回 キャッシングのティッシュ広告を読み解こう(2)

前回に引き続き、キャッシング会社から配られたポケットティッシュの広告を読み取っていきましょう。前回は「ご融資額」「貸付利率(実質年率)」を学びましたが、今回も重要キーワードが満載です!

◆必要書類/健康保険証または運転免許証
※50万円超は源泉徴収票等収入を証明するものが必要(慎重審査)

キャッシングに申し込むと、審査を受けて契約へと移ります。あらかじめ、身分証明書として、自動車運転免許や健康保険証、パスポート、住基カードなどを用意しておきましょう。有効期限が切れていると身分証明書の役目を果たさないので注意が必要です。キャッシングの審査はかんたんですが、融資額が一定以上になると、審査がきびしくなります。このキャッシング会社では、50万円以上借りる人には源泉徴収票など収入を証明する書類で返済能力を確認しています。

◆返済方式/定率リボルビング方式

元金定率リボルビング方式は、毎回一定額の元金と、残高に応じた利息を支払っていく返済方法です。元金を返すにつれて利息が減っていくため、返済額は最初が高めですが少しずつ下がっていきます。
実質年率18.0%で100万円を借り入れ、毎月5%の元金を返済していく場合には、

残高に対する利息:100万円×18.0%÷365日×30日=1万4790円。
返済する元金:  100万円×5%=5万円
支払い合計:   1万4790円+5万円=6万4790円


◆返済期間・回数/最終借入日から最長6年9か月・1回~80回

最も長く借りた場合の返済期間や返済回数です。返済期間が長期になるほど、支払う金利が増えてしまいます。途中で繰り上げ返済や一括返済をしながら、できるだけ早く返していきましょう。

キャッシング広告には、まだまだ見慣れない言葉がいっぱいあります。次回もお楽しみに!

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