キャッシングのツボ

第59回 データから見るキャッシング利用者像

はじめてのキャッシングはちょっとドキドキ。他の人は、いったいどんな目的で、いくらくらい借りているか、どうやってキャッシング会社を選んでいるのかなど、気になることはたくさんあることでしょう。

そんなたくさんの気になることを、『消費者金融白書』に掲載された「利用者アンケート調査結果」から探っていきましょう。

2005年に大手消費者金融を利用した人がキャッシングを利用した目的は、生活費の補てんが最も多く、2番目が交際費やつきあい、3番目が旅行・レジャー となっています。やはり、「ちょっとお金が足りなくなったからお給料日まで」というケースや、「急に友達に誘われて・・・」交際費目的で利用するケースが 多いようですね。

そうした主流派の陰で、「借入金の返済」をキャッシングの理由としてあげている回答もありました。便利に使うためにも、「多重債務」は避けたいところです。

次に、利用店舗を決めたわけを見てみましょう。大手消費者金融に決めた理由は、「無担保・無保証で融資を受けられるから」と「困ったときに借入ができたから」が同じ割合で最も多く、続いて「審査スピードが速いから」「有名な会社だから」という理由が多くなっています。

「自宅や勤務先に近いから」「地元の会社だから」といった距離の近さや、「社員の対応がよかったから」「色々相談にのってもらえたから」といったスタッフ 対応のよさなどは、過去に比べて減少傾向にあります。キャッシング会社を選ぶ基準は、「はやく、かんたん、べんり」に借りられることが重要視されているの ですね。

キャッシング利用者増については、いくつかの統計がありますが、男性7割、女性3割というのがひとつの目安。会社ごとに顧客層にバラつきがありますが、全体で見ると利用者の約7割を20-30代が占めています。

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