キャッシングのツボ

第40回 キャッシングと住宅ローン審査の関係

「マイホームを購入しようと思うけれど、キャッシングを利用していると住宅ローンの審査が通りにくいって本当?」キャッシング利用者の中には、このようなお悩みを抱える方が少なくありません。

お気に入りの物件が見つかってから困ることがないように、キャッシングと住宅ローン審査の関係を知っておきましょう。

住宅ローンの申込みがあると、銀行は個人信用情報、勤務先や勤務年数、健康状態、年収(所得金額)などを確認します。こうした情報から、人物像を審査して、ちゃんと返せそうな人にだけローンを貸し出します。

過去にキャッシングをしたかどうかは、個人信用情報を見ればわかります。全国銀行個人信用情報センターの場合、クレジットカードの契約や借入れをした記録、返済状況などの記録が、契約が終了してから最大5年間記録されます。

このうち、住宅ローンの審査で問題となるのは返済が遅れたり、返済できなくなったりした記録です。一般的な金額を借りて、返済期日どおりに返している限り問題とはならないので安心していいでしょう。

万が一、過去に返済が遅れたことがある方は、今すぐ住宅ローンを借りるのは難しいかもしれません。もしも審査が通らなかったら、返済が遅れたときから5年以上経つのを待って、再度チャレンジするようにしましょう。

また、審査の時には、借入残高と収入のバランスも見られます。クレジットカードをたくさん持っている場合には、借入れの有無に関わらず、そのキャッシング枠自体が借入金とみなされることもあります。住宅ローンの審査の時には、不要なカードはすべて解約しておくといいでしょう。

全国銀行個人信用情報センターのほかにも信用情報機関はいくつかありますが、自分の信用情報は、各信用情報センターの窓口に出向くか、郵送で請求をすれば教えてもらえます。過去の履歴が知りたいときには問い合わせてみましょう。

将来的にマイホームを安心して手に入れるためにも、キャッシングは正しく借りて正しく返済しておきましょう。

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