キャッシングのツボ

第54回 そもそも「ローン」とは?

キャッシングには、知っているようでよく知らない用語がたくさんあります。これから数回にわたって、基本的な用語を確認していきましょう。

そもそも「ローン(loan)」とは"何かを貸すこと"を意味します。もともとは銀行などの貸す側の言葉でしたが、貸す側がいれば借りる側もいるため、"お金を借りる"という意味でも使われるようになりました。

普段はお金を借りる習慣のない人も、住宅のように高額なものを手に入れるときにはローンを利用するのが一般的です。数千万円というお金はそう簡単に貯めることができませんから、早いうちにお金を借りて家を手に入れ、そこに住みながら長期で計画的に返済をしていこうと考える人が多いからです。

ローンには、住宅ローンやマイカーローン、教育ローンのように、使いみちを限定したローンと、そうでないローンがあります。使いみちを限定したローンは、利用するたびに審査を受けて、「借入契約書」を取り交わすことになっています。

その一方で、「カードローン」のように使いみちが決められていないローンもあります。事前にカード会社との契約を済ませれば、ローンカードをATMにいれて、暗証番号と必要な金額を入力するだけでお金を借りることができます。カードローンの場合には、あらかじめ決めた利用限度額の範囲内なら、何度でもお金を借りることができます。

キャッシング(cashing)という言葉は、この「カードローン」と同じような意味合いで使われます。

記事一覧

あなたにぴったりのカードローンを検索